せっかく離乳食を食べてくれたと思ったら、指しゃぶりをはじめてしまい、食事が中断してしまうことはありませんか?
1度や2度ならいいものの、ひと口食べてすぐに指しゃぶりがはじまると、なかなか離乳食が終わりません。
ママやパパも困ってしまいますよね。
赤ちゃんにとって指しゃぶりは安心できる仕草です。
また、遊びでもあります。
食事に集中できるよう、スプーンを持たせてあげたらいかがでしょうか?
今回は、指しゃぶりをする時の対策や理由についてご紹介します。
離乳食中の指しゃぶりで食事が進まない…
離乳食の最中に指しゃぶりをしてしまう赤ちゃんは一定数います。
指しゃぶりをする赤ちゃんの姿はとても可愛いもの。
普段なら「かわいい」と思える仕草ですが、離乳食の最中だと困ってしまいます。
ひと口食べては指しゃぶり、またひと口食べては指しゃぶり…。
これでは一向に食事が終わりませんね。
ママやパパも、赤ちゃんの指しゃぶりにずっと付き合っているわけにもいきません。
できれば、指しゃぶりをせずにいてほしいものです。
成長と共に指しゃぶりをすることはなくなります。
私の赤ちゃんは1歳半になりますが、もう指しゃぶりをすることはありません。
たまに指をくわえていることはありますが、指しゃぶりのようにずっと吸っていることはありませんよ。
むしろ指しゃぶりをしていた頃が懐かしくもあります。
そのため、ずっと続く悩みではないのですが…。
できれば、食事中だけでもやめてほしいものですよね。
離乳食 食事中の指しゃぶりの対策は?
赤ちゃんが、離乳食中に指しゃぶりをしてしまう場合の対策についてご紹介します。
0歳頃の指しゃぶりの対策
まずは、0歳のころの場合です。
離乳食を開始したばかりの0歳のころは、まだ指しゃぶりがやめられない時期。
よって食事中にも、指をしゃぶってしまいます。
赤ちゃんは元々、近くにあるものを口の中に入れる習慣があるので、ついつい、指を口に含んでしまうのです。
その時には、スプーンを持たせてみてはいかがでしょうか?
まだまだスプーンを使って食事ができないころですが、食事中の指しゃぶりをやめさせることができますよ。
もちろん、スプーンをくわえてしまう事も考えられます。
しかし、指しゃぶりをした手で、椅子や机、髪の毛などを触りあちこちが汚れてしまうことがないので、片付けは楽になりますよ。
1歳頃の指しゃぶりの対策
続いては1歳の場合です。
この頃に指しゃぶりをしてしまうのは、退屈や眠たいことが理由のひとつとして挙げられます。
食事に集中できるように、離乳食に彩りを加えたり、眠たくなる時間帯を避けたりして食事を済ませましょう。
赤ちゃんが離乳食に集中できる環境を作ってあげることがポイントになりますよ。
次の項目では、指しゃぶりをする理由についてご紹介します。
離乳食を食べている時に指しゃぶりをする理由は?
赤ちゃんといえば、指しゃぶりをしているイメージがありますよね。
生まれてくる前のお母さんのお腹の中にいる時から、赤ちゃんは指しゃぶりをしているそうです。
赤ちゃんの月齢によって、指しゃぶりをする理由は変わってきますよ。
お腹の中にいる時に指しゃぶりをする理由
お腹の中にいる時に指しゃぶりをする理由は、お母さんのおっぱいを上手に吸うための練習をしているからと言われています。
0歳児が指しゃぶりをする理由
一方で、産まれてきた赤ちゃんが指しゃぶりをする理由は何なのでしょうか?
- お腹が空いている
- 指を吸って遊んでいる
- 近くにあるものを口に入れる習慣がある
おおまかにですが、上記のような理由があると考えられています。
そのため決して、離乳食を食べたくないから指しゃぶりをしているわけではないのです。
赤ちゃんにとって、指しゃぶりはごく自然な仕草のひとつ。
離乳食中にもついつい、指しゃぶりをしてしまうわけです。
1歳以上の指しゃぶりの理由
また1歳以上になると、理由は異なります。
- 退屈で指しゃぶりをしてしまう
- 眠たい
このような理由が考えられますよ。
私の赤ちゃんは食事中に指しゃぶりはしませんが、ときどき、眠たいときに指を舐めています。
対策をする場合は、年齢ごとに方法を変えるのがよいでしょう。
まとめ
離乳食中に指しゃぶりをしてしまって困っているママやパパに向けて、理由や対策方法をご紹介しました。
まだ幼い赤ちゃんにとって、指しゃぶりはごく自然な仕草のひとつです。
そのため、食事中に指しゃぶりをやめさせることはなかなか難しいもの。
その時には、赤ちゃんに別の興味を持たせてあげましょう。
スプーンを持たせてあげたり、離乳食に集中できるように環境を整えてあげたりします。
赤ちゃんが食事を楽しいと思うようになれば、指しゃぶりをする時間も減っていきますよ。
それに指しゃぶりは永遠に続くものではありません。
1歳半にもなれば、0歳のころのように指しゃぶりばかりをしていることもなくなります。
今だけしか見られない仕草だと思うことも重要かもしれません。
試行錯誤を重ねることが必要ですが、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。