生後5ヶ月を過ぎたころから、離乳食が始まりますね。
はじめての赤ちゃんの場合は、まず離乳食の本を買うことから始めると思います。
本を読んでいると気になるのが「ひとさじ」という単語です。
離乳食ひとさじとは、小さじのことを言います。
ただ、保健師さんでもスプーンと言ったりするそうなので、そこまで神経質にならなくて大丈夫です。
赤ちゃんに初めての食材を与える時の量は、小さじ1から始めますよ。
ひとさじから始める理由や、離乳食を始めるにあたり知っておきたい事柄をお知らせします。
離乳食ひとさじの量はどれくらい?赤ちゃんスプーンなの?
離乳食の本を購入すると、「ひとさじ」という単語を見かけると思います。
私には1歳の赤ちゃんがいます。
初めての赤ちゃんなので、離乳食を始めるときには、専用のレシピ本を買いました。
やはり、そのレシピ本にも「にんじんのペースト ひとさじ1杯」といった単語があります。
「ひとさじって、どれくらいの量のこと?赤ちゃんスプーン??」
そう思い、ネットで検索したのを覚えています。
ひとさじとは小さじのこと
離乳食の本に書いてあることの多い「ひとさじ」ですが、「小さじ」のことを指します。
そのため「ひとさじ1杯」とあったら、「小さじ1杯」だと思えばOK!
ですが、最初はなかなかわからないですよね。
私は、離乳食用の赤ちゃんスプーンの1杯のことを、ひとさじと言うのかと思っていました。
地域で知り合ったママ友の中にも、わたしのような勘違いをしていた人がいましたよ。
ひとさじは、離乳食用のスプーンで3~4杯です。
「ひとさじ」は、離乳食を始める際に、覚えておきたい単語のひとつです。
ただし、保健師さんでも(普通の)スプーンと言ったりするようなので「きっちり小さじ1で!」と神経質にならなくていいでしょう。
小さじの量が目安、という感じですね!
離乳食をひとさじから始める理由は?
赤ちゃんに初めて食べさせる食材は、10倍粥であることがほとんどです。
わたしの手元にある離乳食の本にも、10倍粥がすすめられていますし、地域の保健師さんからも10倍粥をすすめられました。
10倍粥を始める時は、まずひとさじから始めます。
お粥以外にも、初めての食事を与えるときには、必ずひとさじから開始します。
一体、どんな意味があるのでしょうか?
ひとさじから始める理由はアレルギーを確かめるため
それは、赤ちゃんにアレルギー反応がないかを確かめるためです。
離乳食を始めるときに、注意しなくてはいけないのが食物アレルギーです。
小麦や乳製品、たまごなど身の回りにあるさまざまな食材にアレルゲンは含まれています。
どの食材を食べることでアレルギー反応が出てしまうのかは、試してみないとわからないものです。
仮に湿疹などのアレルギー反応が出てしまったら、大慌てしてしまいますよね。
重篤な場合は呼吸困難に陥る可能性もあるので、ママやパパは注意しなくてはいけません。
仮に赤ちゃんがその食材にアレルギーを持っていたとしても、ひとさじであれば、重篤な反応が出にくい傾向にあります。
そのため「初めての食材を与えるときにはひとさじから」と離乳食の本には書かれていますよ。
初めての食材をひとさじから初めて良かったこと
私の赤ちゃんには、今のところ食物アレルギーはないようです。
ですが1歳を迎えるころに、エビを含んだお菓子を与えたところ、体に湿疹ができてしまいとても驚きました。
検査した結果、甲殻アレルギーではなかったのですが、ひとさじしか与えなかったのは正解だったとお医者さんに言われましたよ。
結局理由はわからずじまいですが、未だにエビは怖くて与えていません。
大切な赤ちゃんのことなので、念には念を入れて注意することが大切です。
離乳食で初めての食材をあげる時にひとさじなのはいつまで?
では、離乳食で初めての食材をあげる時に、ひとさじだけにするのはいつまでなのでしょうか?
それは、離乳食を与えている期間はずっと続けた方が良いと思います。
ちなみにわが家の赤ちゃんはまだ、エビ以外の甲殻類と蕎麦を試していません。
もうすぐ1歳半を迎えるので、離乳食期が終わってしまいますが、それ以降だとしてもひとさじから始めるつもりです。
特に、5大アレルゲンと呼ばれる卵、牛乳、大豆、小麦、米を初めて与える際には、必ずひとさじから始めましょう。
※卵はさらに少量からです
この他にも、注意が必要な食材があります。
そば、えび、カニ、イカ、タコ、バナナ、キウイフルーツ、びわ、ピーナッツでアレルギーを起こしやすいと言われていますよ。
特に赤ちゃんがまだ小さいうちは、たくさん食べたがっても、初めての食材はひとさじだけにするようにしてくださいね。
離乳食ひとさじとは? まとめ
赤ちゃんの腰がしっかりとしてお座りできるようになると、離乳食を開始しても良いサインです。
生後5か月を超えていたら、離乳食を開始してみましょう。
ですが、初めて与える食材には注意が必要です。
アレルギーがないかを見極めるためにも、かならずひとさじから始めましょう。
また、ひとさじとは、小さじのことを表しています。
よくある間違いは、離乳食用の赤ちゃんスプーン1杯をひとさじだと勘違いしてしまうことだと思います。
離乳食用のスプーン3~4杯がひとさじですよ。
赤ちゃんにたくさんの食材を食べさせてあげて、食の喜びを感じてもらいましょう。
離乳食が順調に進むことを願っています!