生後5ヶ月を過ぎたころから、離乳食を始める家庭は多いと思います。
しっかりと自分でお座りができるようになったら、離乳食開始のサインです。
ですが、最初はなかなかうまくいかないもの。
もぐもぐしてくれなくて、悩んでしまうことも多くあります。
そんなときには、おすすめなのが、舌で潰せるくらいの柔らかい食材です。
少しずつ固くしていき、もぐもぐを覚えてもらいましょう。
少しずつ食材を大きくしていくことや、ゆっくりと食事を摂ることで、もぐもぐできるようになってきますよ。
もぐもぐしない時のメニューや練習方法などをご紹介します。
離乳食をもぐもぐしない時期のおすすめメニューは?
もぐもぐしてくれないと、何を食べさせたらよいか悩みますよね。
「もぐもぐしようね」と赤ちゃんに言っても、まだその言葉の意味を理解することはできません。
そんなときには、無理して離乳食を進めるのではなく、もぐもぐしなくても食べられるメニューをまずは豊富に用意してあげましょう。
食べることの楽しさを赤ちゃんに知ってもらうことを優先します。
バナナを細かく切る
バナナはさらさらとしたお粥と違い、少しだけ弾力があります。
しかし細かく切ることで、飲み込んでも苦しくなってしまわないので安心して与えられます。
まずはバナナを細かく切って、食べさせてあげましょう。
初めて与える場合は、アレルギーの心配があるので、かならず小さじ1杯だけにします。
また、加熱することでアレルギー反応を抑えられるので、電子レンジで温めることもおすすめです。
赤ちゃんがバナナをスムーズに食べられているようなら、少しずつ大きく切ります。
徐々に慣らしていくことで、赤ちゃんの負担になることなく、もぐもぐを覚えてもらうことができます。
そのままカミカミができるようになれば、大成長ですね。
湯豆腐
もぐもぐする時期に入っても、なかなか口を動かしてくれない赤ちゃんにとっての心配事は、喉に詰まらせることです。
固い食材や大きく切った食べ物を与えるのは、まだ心配ですよね。
そんなときに便利なのが、湯豆腐です。
柔らかいので、少しくらい大きく切っても喉に詰まらせる必要はありません。
豆腐にはたくさんの栄養素が含まれています。
赤ちゃんの離乳食にぴったりの食材です。
わが家では、毎日のように豆腐を食べさせていました。
赤ちゃんも好みの味だったようで、口から出したりすることもなかったです。
もぐもぐしてくれないと焦ってしまいますが、徐々に食材を大きくしてもぐもぐを覚えてもらいましょう。
離乳食をモグモグしてもらうための練習法はあるの?
続いては、もぐもぐを覚えるための練習法です。
先ほどお伝えしたように、少しずつ食材を大きく切っていくことで、赤ちゃんが自然とモグモグするようになっていきます。
あとは、食べる速度にも注意が必要です。
もしかして、早食いになっていないでしょうか?
急いで食べることで、もぐもぐせずに飲み込む癖がついてしまっているかもしれません。
もし心当たりがある場合は、少しだけ速度を遅くしてみましょう。
「もぐもぐしてね」と声を掛けながら、楽しく離乳食を進められるとベストです。
離乳食をゆっくり食べることで、もぐもぐをする余裕が生まれて、赤ちゃんも口を動かすようになります。
おすすめの練習法なので、ぜひ試してくださいね。
離乳食をもぐもぐするのはいつから?
そもそも、離乳食をもぐもぐするのはいつからでしょうか?
離乳食を開始したばかりのころは、赤ちゃんはまだもぐもぐできません。
そのため十倍粥などの、飲み込める食材を与える必要があります。
離乳食が順調に進んできたと思ったら、少しずつお粥の水分量を減らしていきましょう。
そのときに気になるのが、赤ちゃんの丸のみです。
私には1歳になる赤ちゃんがいますが、当時は食材をほぼ丸のみしていました。
噛む練習もしてほしいのに、なかなかしてくれないので、一向に食材を固いものに移行できませんでした。
もぐもぐできるのは7~8ヶ月ころ
一般的に、赤ちゃんがもぐもぐできるようになるのは7~8ヶ月ころだと言われています。
赤ちゃんにとってのもぐもぐは、舌や歯茎を使って食材を潰すことです。
口がもぐもぐと動いているなと思ったら、もぐもぐできているサインですよ。
しかし、順調にはなかなか行かないものです。
たしかに7、8ヶ月ころには口をもぐもぐさせてはいましたが、ほとんど丸のみしていました。
オムツに丸のみした食材がそのまま出てきたときは、かなり驚きましたよ。
いつかはかならずもぐもぐしてくれるものですが、当時はかなり焦っていました。
ですが、赤ちゃんの成長を見守りながら、少しずつ離乳食を進めていくのが正解だと今なら思います。
まとめ
離乳食にまつわる悩みは数多くあります。
もぐもぐしてくれなくて悩んでいるママやパパは、ぜひ今回ご紹介した練習法を試してみてください。
少しずつ食材を大きくしていき、ゆっくりと食事を摂ることで、もぐもぐできるようになってきます。
毎日の赤ちゃんのお世話で大変だと思いますが、焦らずに進めていきましょう。
無事にもぐもぐしてくれるようになることを願っています。